寺島保太良商店 / 絲 tabane spirale

気持ちを動かすもの

寺島保太良商店が手掛ける純金糸ジュエリーブランド「絲 tabane」が誕生から5年目を迎えた。これまで純金糸の束を贅沢に使ったネックレスやブレスレット、ピアスを発表し、純金糸そのものの美しさを前面に押し出してきた。また、若い女性に向けたセカンドラインでは、金銀糸を2本撚りにしたカジュアルスタイルを提案。今年はさらに撚り方に工夫を凝らし、金糸8本と銀糸4本を使って螺旋撚りにし、大人にふさわしいカジュアルスタイルを発表した。しっかりと撚ってあるので取り扱いやすく、それでいてきらびやかさを失っていない点が魅力だ。
「螺旋撚りは祭礼などの刺繍幕にも使われている伝統的な撚り方。光沢が複雑に表れる撚りの表情を楽しんでほしい」と、普段は金銀糸製造に勤しむ代表取締役の寺島大悟は話す。一重にすればネックレス、二重にすればチョーカー、三重にすればブレスレットとなり、使い方は自由自在。留め具には樹脂などの異素材を予定している。

 

 

寺島保太良商店
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